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2016年度 物理工学教育プログラム:ニュース

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H28年度 物理工学EP 談話会開催について2016/8/10

日時:8月10日(水)15:00~16:00
場所:総合研究棟W 7階 W701

○寺澤 敏夫  東京大学・名誉教授
   

演題: 「中性子星磁気圏のプラズマ環境探査:日本における電波観測の現状」

概要: 「中性子星は強電磁場・強重力の環境にあり、極限状態の物理過程の実験室として注 目を集めてきました。 近年では、周知のように重力波源としての中性子星連星の合体イベントが注目を集め ています(思わざるブラックホール合体イベントに重力波発見は先を越されてしまい ましたが)。そもそも中性子星が発見されたのは50年近く前のパルス状電波の検出に よるものでしたが、その電波発生のメカニズムは依然として未解明のままです。 中性子星からの電波パルスのエネルギーは数GHz以下の低周波帯に集中しており、日 本の電波天文学観測陣の得意とする数十GHz以上の帯域からは外れています。そのた め、一部の例外を除き、日本では中性子星電波パルスの観測は殆ど行われて来ません でした。そうした状況のなか、2010年以来、我々は、通信総合研究所鹿島観測所メン バー、JAXA臼田観測所メンバー、東北大飯館観測所メンバー、国立天文台高萩・水 沢・山口観測所メンバーの協力のもと、最も有名な中性子星の1つであるかにパル サー(かに星雲中心にある回転中性子星)について、電波パルスの観測研究を試みて 来ました。その研究の目論見、および現在の達成度について、お話ししたいと思いま す。」

ポスターは、こちらをご覧ください。

どなたでも参加、聴講できます。お気軽にご参加下さい。