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2016年度 物理工学教育プログラム:ニュース

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H28年度 物理工学EP 談話会開催について2016/10/31

講演者: 九州大学大学院理学研究院 佐藤 琢哉 准教授

演題:「光マグノニクス 光を用いたスピン波の生成・制御・検出」

日時:11月10日(木)14:40 -
場所:総合研究棟W 2階 W202

概要: 近年、スピン波はマグノニクスの分野で盛んに研究されている。その生成には交流電流や
   スピン偏極電流が用いられ、アンテナや電極を必要としてきた。そのため、スピン波の伝播方向を
   制御することは容易ではなかった。我々は光パルスを用いてスピン波を生成・制御することを目的とし、
   円偏光パルスによる逆ファラデー効果に注目した。そして実際に、光で生成したスピン波の(位相を
   含めた)波形を実時間・実空間観測した。実験結果は、静磁波の分散関係を用いた数値計算によって
   よく再現することができ、誘起されるスピン波の波数分布が光パルスのスポット形状で決まることが
   明らかになった。それを利用してスピン波の伝播方向が制御できることを理論的・実験的に実証した。
    有限の大きさを持つ磁性体中では、サンプル端面でのスピン波の反射や磁性体のないギャップを
   越えるスピン波の伝播などが起こりうる。我々は、CCDカメラを用いた時間分解ポンプ・プローブ
   磁気光学イメージング法により,光で誘起されたスピン波波束がギャップを透過する様子を時間分解,
   位相分解してイメージングした。

ポスターは、こちらをご覧ください。

どなたでも参加、聴講できます。お気軽にご参加下さい。